テロって

9月11日のせいなのか、ここのところのNHKクローズアップ現代*1ではブッシュ政権のテロ対策に対する批判ばかりしている。
そもそもテロって自律分散的に起こる現象で、つまり誰がいつやるかは、テロをする側の陣営の組織にしたって掌握できない。コントロールが中央集権的ではないという意味で自律的かつ分散的だと。各員が独立に思考し、実行する。だから、頭を叩けば現象がストップするかと言えばそうではない。実際ザカルウィ容疑者(だっけ?)が爆殺されてもテロは収まらなかった。これは対応を変えないといけないよ。
「中央集権的ではない」わけだから、どこかの国や組織をやり玉にあげて集中攻撃すれば問題が解決するわけではないということは分かりそうなものなんだけど、アメリカはこれをやっている。アメリカは何が効果的だと思ってこれをやったのだろうか。とりあえずなにかやらないと、っていう状況だったのかな。だとしたらまさしく朝三暮四と言わざるを得ない。
まずもぐらたたきを地道に続けることが必要だけど、アメリカの軍事力を笠に着た強引なやり口というのが根本的な原因のような気が凄くする。

*1:ほとんど夕飯の間のこの時間帯くらいしかテレビを見なくなってる。。。