ピカソから図形言語へ

先週の美術史はキュビズムについてだった. それでピカソとかの絵をスライドで上映していたのを見たわけだけど絵はともかくその思想には共感できるものがあった. つまり概念をバラバラにして再構成しようとする立場だという点で. 写真の台頭によりそれまでの絵画の持っていた写実的な意味合いが薄れて,より抽象的な意味を表現しようとする画家が増えてきたことが背景にあるらしい. まあ気持ちは分かる.
授業中ピカソの説明を聞きながらS式/関数型ベースの図形言語ができないだろうかとずっとかんがえてた. 副作用を一切使わない純粋関数型言語で記述されている概念は深くネストされた円で記述できるはずだ.
例えば階乗計算の例なら右図*1のように記述できる.

(defun factrial (n)
  (if (zero? n)
      1
      (* n (factrial (- n 1)))))

円の中心に関数名(S式の第1要素)がきて,その周りに時計まわりにリストの要素を順に置いていく.
実際に円だけで書くとスペースの無駄が大変なことになった.orz でも再帰は見やすいと思う.色で対応をとればなんでも見やすいなあああ