ドイツ演劇
金曜の3限には「ドイツ語とドイツ演劇」なる科目を入れた。実際にはドイツ語を知っている必要はないみたいで、ワーグナーの楽劇をひたすらに鑑賞する授業?らしい。ワーグナーが第二次大戦中ナチスのテーマ曲としてヒトラーに利用されたとかいう話は寡聞にも知らなかった。ワーグナー自身が反ユダヤ主義者だったのがその理由らしいけど、それを理由に現在でもイスラエルでワーグナーの作品の上演がタブー視されているというのはおかしな話だと感じる。仮にニュートンが反ユダヤ主義者だったらイスラエルでは万有引力の法則は受け入れられないのだろうか。芸術は物理法則ほど普遍的じゃないけど、政治的信条のようなものとはできるだけ切り離して考えられるべきものだと思うんだよね。理想論かもしれんが…